生涯賃金3億円は過去の話に

厳しい給料事情

DODAの調査によると、2014年の平均年収は442万円(平均年齢33歳)で、前年比-4万円という結果になっており、一昔前は定年退職するまでの生涯賃金が平均3億円といわれていましたが、2014年の平均年収で計算する生涯賃金は1億9910万円となります。もはや昔の生涯賃金3億円の時代と実に「1億円以上の開き」がある計算となり、多くの方が厳しい経済状況なのではないでしょうか。

2015年の最新データでは、平均年収は前年よりも2万円低下の440万円となっており、こうした賃金の低下は余程のことがない限りは状況が改善されることは難しいと予測されています。2015年の冬のボーナスについても、三菱UFJリサーチ&コンサルティングが興味深いデータを出しています。民間企業のボーナス支給額は、前年比マイナス2.1%の見通しとなっており、国家公務員に限っては前年比プラス3.4%という明るい見通しとなっています。

しかし日本の労働人口の大多数を占める民間企業に従事している人からすると、あまり景気が良くなった実感は無いと思います。様々な面で税率が見直されていますが(例えばエコカー減税など)、その背景に古い車に対する課税は重くするという税率アップが待ち構えているなど、数字上のトリック的な要素を使っているものが多いという印象を受けます。

消費税も2017年4月1日から10%へ引き上げられることは決定しており、部分的な軽減税率の適用範囲についての討論は行われているものの、各種の税金の負担増に伴う賃金アップができている方はほんの僅かです。

つまり私たちの今の暮らしというのは、以前に比べて賃金が減った上に、以前に比べて税負担額が増えているという、非常に苦しい状況なのです。

また、最近では年金問題の危うさも徐々に露呈してきている状態です。どんどんと年金を貰える年齢が引き上げられ、もはや定年まで働いて後はのんびり悠々自適に過ごすことができるのは、一部の人たちだけという悲しい現実。

そして貰える年金額は世代間格差が大きく広がり、今の70代よりも若い世代は負担だけが大きく圧し掛かっています。そうした世代間格差は超高齢化社会を迎える日本において大きな課題となっていますが、その対処法が各種の増税という一般消費者にとって苦しい方法でしかないというのが現実です。明るい見通しがどうにも立たない日本ですが、その影響は主婦のへそくりによく現れています。

損保ジャパンDIY生命が2014年に行ったアンケート調査によると、452.4万円と過去最高額という結果になりました。先行き不透明な日本の経済状況の中で、家計を守っている主婦達の節約意識と貯蓄意識の高まりが現れている証拠です。

よそのお宅はどうやってお金を貯めているのか?

世間の人たちは、一体どのようにして節約をし、お金を貯めているのか気になりますよね。こういったお金の話は友達同士でも中々踏み入ったことまでは聞き辛い話題ですが、意外と気になることですよね。やりくり上手な方の話であれば、参考になる部分があるなら取り入れたいですし。

新たに出て行くお金に敏感な人は大勢います。例えば、外食に行って支払う金額は気にする人が圧倒的に多いですよね。300円を追加すれば食後のデザートが付くけど、ダイエットの意味も込めて300円は節約しておこう。などというように、財布から自分で出すお金には敏感になりがちです。

しかし、毎月決まって必ず出て行くお金に気を留める人が少ないのが事実です。例えば、公共料金や保険料、車に掛かる維持費などです。あなたは先月の携帯電話の料金がいくらだったか知っていますか?では、先月の水道代は?答えられる人は中々少ないと思いますが、こうした固定費を見直すことに大きく節約ができるポイントが隠されていることが多いです。

固定費を見直すことが節約上手への第一歩

今はコンビニでもポイントカードを発行しているほど、ポイント制度は一般的になりました。しかし、だからこそポイントカードの種類が増えすぎて、どれも思うように使っていないという人が多いのではないでしょうか。コンビニ、薬局、スーパーなど、各社がそれぞれにポイントカードを発行しているので、なるべくポイントを貯めて使い切ることは非常に重要です。

毎日の食費は家計に占める割合が大きいはずです。スーパーで実施しているポイント2倍デーなどの時に、食材を買い込んで冷凍保存をしておくのも一つの方法です。また、そうしたスーパーが加盟しているクレジットカードを使うと、より効率的にポイントが溜まっていきます。旅行が好きな方は、このようにクレジットカードでマイルを上手に貯めて活用している方もいらっしゃいます。ただ支払いをしているだけでは非常に勿体無いです。どうせ毎月出て行くお金なら、それをポイントに変えましょう。

また、ポイントで引き換えをしてくれる商品をオークションなどに出品するのも賢い方法です。新品で未開封の商品であれば、町のリサイクルショップに持っていくよりもオークションの方が高値で売れる場合が多いです。自宅にある不用品ですら、お金を払ってでも欲しい!という方がオークションを利用しているので、主婦ができる副業としても人気が高いほどでで。ネットオークションで出品者側に回るのも、節約上手を極めるテクニックの一つです。